数字には、高池の過去と未来へのヒントがつまっている

経理の仕事内容

経理の仕事は、大きくわけて２つあります。
１つ目は、みんなが動いた情報（数字）を、正確に素早く集計・記録・保存することです。売上や支払の情報を会計専用のソフトに入力し、請求書や納品書などの経理書類を法律で決められたとおりに集計・記録・保存しています。

タイムリーに数字を見える化していくことで、会社の営業活動の結果を確認することができます。
集計方法や記録・保存方法は、法律で細かく決められていて、法改正も毎年のようにあります。

大きな改正（最近だとインボイスや電子保存など）があった時には、何カ月もかけて対応することもあります。

２つ目は、経理に集まった膨大な情報から、会社の未来のヒントになる数字をとりだしていくことです。いつ、誰に、どの数字を、どんな切り口で見せれば、会社の未来に役立てるのか。

全体会議で報告されている、月次会計報告資料の作成もその業務のひとつです。
これには正解がないので、どんな数字が欲しいのか、どんな切り口だとわかりやすいのか、社長やチーフに相談しながら、いろいろな分析資料を作っています。

月次会計資料作成や資金繰り管理、銀行窓口等の対応をTさんが、売掛金や買掛金の管理、小口現金の対応等をCさんが担当しています。

Cさん：
出勤すると、まずメール確認をして午前中のうちに前日の売上データの入力をします。

入金の確認やクレジット決済の仕訳、納品書の整理をする他、月の中旬を過ぎたあたりから請求書が届き始めるので、データを集計し会計ソフトに入力します。毎月中旬あたりから月末にかけて忙しくなっていきます。

Tさん：
月次会計・決算業務・資金管理・会計資料作成が主な仕事です。
会計ソフトに入力された仕訳をチェックし、１カ月の入力内容をチェックしてから月次の会計資料を作成します。

また、今後の売上予測とこれまでの入金実績の情報を合わせて、常に今後の資金計画を確認しています。毎月の月初と、年明けから３月までの決算期間が一番忙しい期間です。

経理は少人数の部署なので、疑問に思うことや気になることは、都度相談し合って即決定できることがチームの魅力です。

大切にしていること

「数字を単なる数字として捉えない」こと。
ただの数字と思っているとミスの元になる上に、些細な違和感に気づけなくなります。

人が動いたからこそ出てきた数字。高池で働くみなさんから生まれた結果です。
曖昧に判断せず、人に聞かれた時にちゃんと説明できるように理解を深め、数字を大切に扱うことを意識しています。

この部署を一言で表すと？

「高池の未来を考える材料の宝庫」。
毎月、ただの数字の集計作業で終わるのではなく、出てきた数字をどのように活かすか、未来に繋いでいくかを考える。高池の未来へのヒントがつまっている部署です。