ヒロセ電機ライン
ヒロセ電機ライン
繊細な作業・念入りなチェックで正確なものづくりを!

ヒロセ電機ラインの仕事
仕事内容としては、ヒロセ電機(株)様からの注文を受けた後、ハンドツールの受入れ検査や圧着サンプルの作製を含め、線切や圧着、検査・組立など製造に関するすべての作業を一貫して行い出荷へと繋いでいきます。
製造に使う部品は基本的に支給品を使っており、定められた基準の範囲内で仕上がるよう、正確なものづくりを意識しています。この部署はヒロセ電機(株)様から受注対応する専用ラインのため、受注状況に波があり、2名体制では追いつかないほど一度に仕事が重なることもあります。
そんな時には、数量の多い線切・圧着の作業でしたら自動機を借りて効率よく進めるやり方に変えたり、他の部署に応援をお願いしたりして工夫しながら、製品づくりをやり遂げています。逆に、作業がひと段落し手が空いた時には製造の応援に行くこともあります。
大切にしていること
細かなチェックで不良を出さないことを常に意識しています。ヒロセ電機(株)様の品質基準書には端子のねじれや芯線の位置などの、端子と電線の基準範囲が決められているので、その範囲内で製品が仕上がるよう製造しています。
傷や芯線切れはもちろん、凹みや被覆の伸びにも細心の注意が必要で、作り直しにならないよう1つ1つの作業を慎重に行います。作業の取り掛かりも、必ず製造サービスの方にアプリケータの確認をしてもらい端子形状を確認してから作業に入ります。また、出来上がりも見た目だけで判断するのではなく、形状測定器(キーエンス製)で測定をして範囲内かどうかを確認する念入りなチェックを繰り返し行います。
効率よく作業する工夫
同じ注文が入るとは限らないため、ごくまれな作業でも次に活かせる作業工程や参考となる数値は、必ずメモや元図に書き残すようにしています。組立に関しても、必要な工具の保管場所・使い方なども書いておき、情報共有しています。
チームのこだわり!
正確さです!毎回、線切りと圧着は抜き取りで50倍の拡大検査を行い、規格の範囲に入っているか、傷がないかどうかを確認しています。万が一細かな傷を発見した場合には、その場で作業をストップし、調整しながら進めていきます。厳しいチェックは当たり前で、より細部にまでこだわった仕事を心掛けています。