プライドを持ち、自身のある治工具を現場に！

製造サービスの仕事内容

アプリケータや圧着台・自動機・エアドライヤなど、治工具の整備・調整をおこなっています。出勤後すぐに治工具の調整作業に入り、他の治工具の不具合が出た場合には都度現場に向かって対応します。機械が稼働している間は調整作業ができないので、機械が止まる夕方から作業に入る時もあります。整備・調整作業は、メーカで提示する規格範囲の中央値を社内規定として収まるように考えて作業しているので１台につき１時間以上かかってしまうこともあります。私達は10分の１回転、０．１㎜の世界で調整をし、何かあったときのための事前対策・予防を常に心がけています。扱うものは全て機械なので締め付けなどをしっかりやることや、触った箇所は全て細かくチェックをするなどして、徹底した確認作業をしています。

大切にしていること

確認作業の徹底と、自分のやっている仕事にプライドをもつことを大切にしています。機械の整備に自信がないものは現場に出さない！を、常に心掛け、不安要素があれば徹底的に調べ、解決し現場に投入しています。自分が培ってきたものに対して自信をもち、１つ１つの作業に活かし、現場に投入することが大事ですが、それでも完璧はなかなか難しく、この部署で約15年勤務していますがまだ勉強中でもあります。どんな仕事もそうですが日進月歩ですね。機械相手だとその日の気温や湿度で鉄の膨張率も変わるので、マニュアル化することができない部分もあり、経験を重ねていくことが自信になります。

部署をひとことで表すと？

裏方。この部署はサポートする側であり“要”だと思っています。
我々の整備１つで、その後の大きな問題が起きるかもしれない危機感をもって仕事をしています。

1番大変なことは？

「どうやったら現場が使い易いのか？」を考えること。組んでいる側と使う側の感覚は違うので、現場の使い易さを常に考えています。現場の声を聞き、その上で社内の規定とメーカの規格から外れないように調整をしています。

ストレス解消法は？