製造・前加工
製造・前加工
丁寧&細かな作業でバトンをつなぐ!高池の第一走者☆

製造・前加工の仕事内容
主な仕事はケーブルの前処理と線切りです。ケーブルがきてから圧着するまでの間におこなう作業を、全て担当しています。切る長さの指定や切り方など、処理内容が書かれたカードがくるので、指示に従って1つ1つ確認しながら作業を進め、圧着へ流します。
基本的には〝1本流し〞といわれる方法で圧着まで流していきますが、本数や納期などによっては作業の順番を変えたり工程を分担し、協力しながら効率よくおこないます。
当日出荷のものを優先的に作製することや、組み立てに手間がかかるものは先に取り掛かるなど、後の仕事も考えながらこなしていきます。
作業をする上で大切にしている事は〝次の工程がやりやすいように回すこと〞です。例えば、7mのケーブルが5本あった場合、一度にまるめて渡すと、最後1本ずつにしなければならない時にモタモタしてしまいます。事前に先端を揃えることや、バサバサしている線をきれいにまとめておくだけでも、圧着する際にスムーズに作業ができます。ケーブルを切る担当が1名なので、切りやすいように前もって準備するなど、次の工程のことを常に意識しています。
ケーブルも10m以上の長さがある物や、1人では抱えられないほどの重量があり、重すぎて机の上にあがらない物もあるので、社屋1階の床を使って作業することもあります。床にメジャーを張り、ケーブルを沿わせて長さを測る・切る作業も、その長くて重たいケーブルを手で巻いていく作業もとても大変です。
太い・細い・長い・短い、どの線の加工が難しいですか?
長さは加工の難しさに大差ないですが、太い線よりも細い線のほうが難しいです。例えばコア線が細い32番線や芯線が50本・60本ある物など。組み立てて通電を確認した後に不要な部分をカットするといった、ミスが出ない工夫もしています。また、線がツイストになっていたり、極細の線だと目印となるドットも見えない場合があるので難しいです。
製造・前加工を一言で表すと?
第一走者。ここから繋がっていくので!
チームのこだわりは?
不良が出た時は全員で情報を共有し、その都度問題の解決と原因を究明!同じ間違いが起こらないようにします。