D1+治具
D1+治具
この世にない独自の治具を作り出し、喜ばれる達成感

治具の仕事
大きくは生産技術、そのなかで治工具の製作による製造支援をしています。生産技術という職種は設計から製造までの一貫した製品づくりをする中で、設計部門と製造部門の間に入り、設計されたものをいかに効率よく、高品質でローコストなものを短時間に生産するかを計画・実行する仕事です。業務内容は多岐にわたりますが、製造工程の効率化や製品(ワイヤーハーネス)の質の向上を目指すことが目的です。
作業の流れ
主に社長を通して製造部門からの治工具製作依頼を受けた後、目的や使い方などの詳細を事細かく聞き取りし、構成を手書きの略図にして要求元に説明をします。確認・了解を得たら、正確な図面をCADで作図し、組み立て図完成後に再度要求元ヘ確認をします。合意を得た後、部品図の展開に入ります。自作できない部品があれば外部製作者に見積り依頼をし、提示された見積り金額について社長の了承が得られたら発注をします。全ての部品の製作が完了し、治具に仕立てて要求元へ渡した後、しばらくの間。(2、3週間程)試用してもらい、その間に意見や改良点などを抽出し、改良・修正をおこないます。その後正式にライン投一人での考案は視野が狭く固まったアイデアしか浮かばないことも多々あるので、製造ラインの作業者・経験者あるいは社長に直に相談し、無駄に考える時間を少なくしています。治具は現場へ投入するタイミングが重要。できるだけ早く使ってもらうことで貢献度が上がるということを常に意識しています。入して、実際の製造工程で使用をしてもらいます
作業取り掛かりから完了まで
治具の製作には簡単で小さなものから複雑な形状で部品構成も多いものまでさまざまなので、製作に要する時間も異なります。1日中、図面を描く日が数日から1か月近く続く場合も。作った治具が要求者の意図と目的を果たし、作業の向上に貢献できていることが確認できて、初めて、“作業が完了した”と言えます。
大切にしていること
一人での考案は視野が狭く固 まったアイデアしか浮かばない ことも多々あるので、 製造ライ ンの作業者・経験者あ るいは社長に直に相談し、 無駄に考える 時間を少なくしています。 治具は現場へ投入するタイミングが 重要。 でき るだけ早く使っても らうことで貢献度が上がるということを常に意識しています。
チームの魅力
ほぼ個人プレイですが、D1+は皆優しいので仕事がしやすい!作ったものが役立って喜ばれることで達成感と次への挑戦意欲が沸きます。
一番大変なこと
製品(ワイヤハーネス)作りの経験がないので、必要とする治工具、その使い勝手の詳細を掴むのが容易ではありません。