P検(ピン検査)
P検(ピン検査)
徹底した厳しいチェックと繊細な感覚で見分ける職人技

P検の仕事内容
P検では線切圧着された製品を1つ1つ手作業で確認します。
最初に、流れてきた製品の品番・注番がカードの指示通りになっているか確認します。次に、電線の長さと電線の仕様(色やサイズ)を確認します。そして、Bボタンに登録されている端子カードを見ながら、圧着されている端子が正しい物かどうか、品名をチェックし、端子の付いている位置や被覆が入り込んでいないか等、形状も拡大ルーペを使いな
がら細かく確認していきます。
全て正しい状態だと判断できたら、最後に数量の確認を行います。
これらの厳しいチェックを、あらかじめ決められている手順に沿ってカードごとに確認し、次の工程へと流します。
確認作業の中でも特に〝端子の形状チェック〞は良品・不良品の判断が難しく、明るい環境で倍率の高いルーペを使用して確認することはもちろん、経験を積み重ねて培った感覚も最大限に活かし判断しています。確認する際に手元が揺れないよう、机に肘をついて手元を安定させた状態で検査をおこなう工夫をしながら、発見が難しい細かな不良も見
逃さないように心がけています。
妥協を許さないP検では、常に集中力と根気が必要だと感じています。「これでいいや」の半端な気持ちで製品を流すことは絶対にできません。悩んだ時にはチームで相談・協力し合いながら確認作業を進めて行きます。「良い製品をお客様に届けられるように!」と思う気持ちを大切にし、これからも日々の仕事に責任をもち取り組んでいきます。


教えから学んだ事
亡くなった専務が生前おっしゃっていた「整理整頓・片づけをしよう」という言葉の意味が、よくわかるようになりました。整理されたキレイな空間にいることで心が整えられていき、ストレスも減ります。そして意識が次のステップに向くようになります。とても素敵な事を教えて頂いた、と実感しています。
P検を一言で表すと?
検査。今後も一致団結して徹底した検査を行い「良い製品」を届けます!
高池のこんなとこが好き!
楽しく仕事ができる環境と助け合える雰囲気。壁のないフラットな新社屋で、他の部署との関わりも増えました。また、月1回の品質会議で情報共有ができ、NG品を各部署が実際に目で見て&触れて確認できます。物づくりへの意識レベルが高いところが好きです。