出荷検査
出荷検査
全ての努力と思いをお客様のもとへ!よろこびを届ける“最後の砦”

出荷検査の仕事内容
私たちの主な業務は、本社工場内と山梨工場、協力工場さんやWHTC(フィリピン工場)でつくられた製品の出荷検査です。
高池で受注した製品は、 どの工場で作られても全てこの出荷検査に集められ、私たちの検査を通らずに出荷されることはありません。
集められた製品は品番・数量等の確認後に出荷日を記入して日付順に並べられ、 私たち検査員がその日付順に検査を行っていきます。
まずは「1本検」といって、注番ごとに製品を1本だけとり出して、部品構造や配線・寸法などが合っているかをカードと照らし合わせながら調べる検査をおこないます。
この作業にかか る時間は、物によって2〜3分程で終わる品番もあれば、半日かかってしまうものもあります。
1本検で問題が無ければ、次に全数検査に進みます。
全数検査とは、その名の通りすべての製品の検査をひとつずつ行うことをいいます。
この検査は「比較検査」になるので、「違和感」がとても大切です。
合否の判断が難しい場合は、品管部署の判断を仰ぎます。不良判定の製品は製造元に戻し、修正・製造検査後に、修正箇所を重点的に再検査を行います。これらの厳しい検査をクリアした製品だけを、次の梱包工程へと流していきます。
10人いる検査員で1本検と全数検査にわかれて作業を行いますが、溜まっている検査の状況や内容、優先度を考え「どの品番に着手するべきか」を自ら判断して取り掛かっています。
また、日々流れてくるロット数や納期が異なるため、毎日午後の作業開始時に、本社製造の各リーダーと当日出荷の品番について進捗状況の共有をする時間をとっています。
私たちの部署には、高池のみんなや協力工場さんが丁寧に心を込めてつくり上げた製品が流れてきます。
だからこそ、私たちも心を込めてより厳しい検査をおこない、また、あらかじめどのような状態で流した方が梱包しやすいか考慮して作業をすすめ次の梱包工程に流しています。ゲーム機など、自分が検査に関わった製品を街中で見かけると嬉しくなります。
ミスを起こさないための工夫
迷うことがあればすぐ確認!チームワークだけでなく個人のスキルを上げることも重要。
途中で止まっている作業等があった際にも次の人がすぐ状況を掴んで作業開始できるように共有・伝達も意識しています。
譲れないこだわり!
受注から始まり、多くの人の努力で形になった製品をお客様に届けられるようにしっかり検査し、次の梱包工程のことまで考え作業する事。
部署を一言で表すと?
「最後の砦」私たちをクリアすると次はお客様。少しも気が抜 けません!